色の情報の共有化の為に

男性と女性

色の判別は主観が多い

毎日、意識せずに色んな景色を見ていますが、そこには必ず何かしらの「色」が存在しています。しかし、色の程度の共有というのは中々難しいものです。なぜなら、何色かというのは主観で評価されていることが多いからです。また、例えばインターネット通販で、「この色カッコいいな」と思って購入したのに、届いて商品を見たら思っていたのと違ったといった経験をする人も多いです。これはパソコンのモニター環境により、実際の色と違って見える事によります。こういった問題はモノづくりの現場でも起こっており、例えば車のデザインをしたけど、依頼した色と異なる物が出来上がったといった事も起こっています。この問題を解決する為に、色差計が使われることが多いです。色差計は色を数値化し、客観的に色の情報を共有する事ができます。具体的には、色合いを表す色相、明るさを表す明度、鮮やかさを表す彩度の3つの指標を用いて、色を定量的に数値化する事ができます。また、ハンディタイプの色差計も販売されており、非常に利便性がよくなっています。ただし、この色差計にも苦手な事はあります。それは、顕微鏡で見ないといけないような小さな物の色を評価することは難しいと言われています。この問題点を解決する為、一部の企業では開発が進められています。どうやって解決するかというと、顕微鏡自身に色差計の機構を取り付けて、顕微鏡で見えた範囲の中から、ユーザーが指定の範囲の色を数値化して算出するというものです。